先週まで探さなければいけなかった彼岸花。
お彼岸を迎えて、そこここに見るようになった。
市街地の電信柱の横に。
線路の脇に。
川の土手に。
彼岸を迎えるために、墓地が供花で彩りを増すのと同じくらいに、
墓地のあちらこちらにも、彼岸花。
群生したり、一人で静かに咲いていたり、
誰も「お彼岸ですよ」と教えていないのに。
「お彼岸アンテナ」
がついているのじゃないか。
あの世あたりからの、
「そろそろ秋彼岸だよ~ん」
という電波を受信しているのかも。
だから少し、こわい。
可愛らしい花でもなくて、ファンシーな色でもなくて、
曼珠沙華っていう漢字もなんかこわいし、
葉っぱがまるっきりなくって、
「にょき」っていうのもなんかこわい。
潜水艦から突き出した潜望鏡のように、
本当にアンテナみたいな蕾もこわい。
誰の、どんな電波を受信しているの?
そんで、こぼれそうな花の形状のあちこちが妖しすぎてこわい。
アゲハたちが、争うように蜜を吸いに来ているのも
だれの化身ですかと、ちょっと遠巻きに眺めてしまう。
アゲハたちのテンションの高さが逆にこわい。
出雲大社に行きました。
参道の脇に、群生していた彼岸花たちです。
そこらのんとちゃうで。 出雲大社の彼岸花やで。
というように、なんだか強気で咲いていました。
彼岸花、つづく。
お彼岸を迎えて、そこここに見るようになった。
市街地の電信柱の横に。
線路の脇に。
川の土手に。
彼岸を迎えるために、墓地が供花で彩りを増すのと同じくらいに、
墓地のあちらこちらにも、彼岸花。
群生したり、一人で静かに咲いていたり、
誰も「お彼岸ですよ」と教えていないのに。
「お彼岸アンテナ」
がついているのじゃないか。
あの世あたりからの、
「そろそろ秋彼岸だよ~ん」
という電波を受信しているのかも。
だから少し、こわい。
可愛らしい花でもなくて、ファンシーな色でもなくて、
曼珠沙華っていう漢字もなんかこわいし、
葉っぱがまるっきりなくって、
「にょき」っていうのもなんかこわい。
潜水艦から突き出した潜望鏡のように、
本当にアンテナみたいな蕾もこわい。
誰の、どんな電波を受信しているの?
そんで、こぼれそうな花の形状のあちこちが妖しすぎてこわい。
アゲハたちが、争うように蜜を吸いに来ているのも
だれの化身ですかと、ちょっと遠巻きに眺めてしまう。
アゲハたちのテンションの高さが逆にこわい。
出雲大社に行きました。
参道の脇に、群生していた彼岸花たちです。
そこらのんとちゃうで。 出雲大社の彼岸花やで。
というように、なんだか強気で咲いていました。
彼岸花、つづく。