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家事もお仕事も大好きな♪しあわせブログです。うそです。


by yu-yu1117

積雪カーニバル


降りましたこと。

雪。


岡山でも20年ぶりだそうです。

といっても8センチ。

けど、そっからの岡山人の「カーニバル感」がハンパなかったです。


朝からわらわらと家ン中から人が出てくる出てくる。

こんな「ご近所雨後の竹の子状態」は金環日食以来です。

もちろん今回は手に持ってるのは「日食眼鏡」ではなくスコップだったりプラスチックのそりだったり。


岡山ケンミン、「血中イベント濃度」が他より高いんじゃなかろか。

喜び庭かけ回る、のは、犬でなく、ヒト。しかも大人も。

室内犬なんか無理やり庭に連れ出されて「きゃん」とか嫌がってんのに

雪だまりにほり込むという瞬間動物虐待イベントもみんな容認。


そして今回ヒーローともなったのが、このへんで一番若いお父さんが

幼児二人は入れるくらいのかまくら作っちゃったことですかね。



雪国生まれの私としては、積雪最低でも30センチはないと
かまくら、というイメージが湧いてこないんだけど

8センチで作るなんざ「無いものは集めれば実現できる」ってことで、


ほぼ「無」だったものから「けっこうな作品」を作っちゃうという

どこぞのゴーストライターさんのような心意気 (違)。


うちの子たちが小学生の時、
冬の実家の鳥取に連れて行ったら大はしゃぎで雪だるまをつくりだし
兄に
「このへんの子供で、小学生にもなって雪だるま作る子なんていないのに・・」

と鼻で哂われたことがありましたが、


いやいや、このへんでは中学生でも高校生でも、大人でも、つくるつくる。

一戸に一個、もしくは大小複数。沖縄のシーサー並みに。


うちなんか。

そんなことするやついないから。



・・・と思ったら

どうせすぐ溶ける家の周りを雪かきし始めた息子。

単純に、ボクちゃんも雪で遊びたいよー、という

少年のような心象風景であったのだろうと思います。

さすがにプリティな雪だるまを作るのは恥ずかしかったのか

一か所にやたら積み上げることに興じてらっさいました。




結果、

みんなの家はかまくらや雪だるまのようなほほえましい作品があるのに、


うちだけ玄関に巨大な蟻塚が出現。



ただしこの蟻塚、日陰に作ったこともあり意外と長持ちし、
ほとんどの雪だるまが崩壊した今も存在し、子供たちの雪配給所と化しています。

これを少しずつ削り取っては、おままごとや地味な雪合戦に使用されている模様。


「アリクイ」に食い散らかされたような、ちょっとへたばった蟻塚が

なんだか祭りの後、の物悲しさを感じるのでした。




てなことで今回は写真はござんせん。
by yu-yu1117 | 2014-02-11 09:31 | のほほんつぶやき