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お盆休み その3 料理旅館千茂登

日本海のすぐそばで生まれ育って瀬戸内海のそばで暮らしている私は
どうにも、「海の幸が一番」という刷り込みが抜けてないので
ヘタなとこで湖魚料理を食べたら「金輪際、湖の魚なんか食べない!」
という体験をしてしまいそうで

ちょっと料理にこだわったとこに泊まる。


長浜市の旅館「千茂登」。



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それにしても古い。

改修したところは徹底的にきれいで
トイレなんかも、かわいいリトルベンが輪じみになれそうにない最新式のものなのに
(CMを知らないかたすいません)

何十年前の壁のしみ??というのもたくさんある。
何時代の建物なんや!?と建物に向かってツッコんでたら

「明治時代の建物なんですよ」

と、旅館の方に「けろっ」と言われる。

そーかー。
震災も戦争も影響を受けてないなんて、
ずいぶんと歴史的に平和なとこだな~。
賤ヶ岳の戦いやら関ヶ原の戦いやらやってたわりに
その後は安穏と平和を維持して暮らせてるのかしら。

とたんに古さがありがたくなる。
流されやすいゆうゆうさん。


で、私の泊まった部屋には



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これまた古!!な色紙が。

って。


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えいちゃんじゃないですか。

しかも「元」とか「前」とか書いてないので、現役総理のときの佐藤栄作の書?
佐藤B作じゃないよ。吉田栄作でもないしさ。

何度見ても、ぱっと見「生春巻」って読んじゃうけど、違うから。


それはともかく、お料理を。
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八寸・・さざえ、小鮎、鱧の子流し・鴨ロースなど。

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で、ここでまたびっくら。
この鮎の箸置き、お盆前に鳥取で父と行った天然鮎料理屋とまったく同じもの!
鮎を出すお料理屋の、狭小的業界必須アイテムなのでしょうか??

そう、これが父には「食べられるもの」と思えたらしく、
「箸置きを箸でつまんでその重さにびっくり」というゆるゆるなボケを何度もやってくれたのでした。

たしかに小鮎と同じ大きさだし。間違うわな!(ほんまか)


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お刺身は牡丹海老や鯉子附、そして名物の琵琶鱒。

色、鮮やか。よくもまあこんなみかん色になれたことよ。

そりゃあ牡丹海老も、これを枕にして寝たくなるわな。


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鮎に鰻。



私が子供のころ、父の趣味が鮎釣りで
私もよくついていき、何度か釣らせてももらった。

釣ってきては母が塩焼きにしたり鮎寿司にしたりと
よく食べた。
釣りたての鮎はスイカの匂いがして、
生の鮎に鼻をくっつけて、いつもしばらくの間うっとりしたものだ。

せっかくお父さんが釣った魚なのだからきれいに食べなさいと
やたら厳しかった祖母に叱咤されて、内臓まで食べさせられた。


てなわけで、想い出とかトラウマとか

いろいろ押し寄せる鮎。きれいに食べたよ。ごちそうさん。


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近江牛の鍋物や、小鮎の天婦羅などなど。
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で、琵琶湖の湖魚は美味しいのかという疑問に立ち返ると、

結論。新鮮な魚を、上手な人が料理すれば美味しいのである。

海の魚も川の魚も。


続く。

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by yu-yu1117 | 2015-08-29 16:28 | Comments(12)

お盆休み その2  琵琶湖はきれいか問題

あちこちでお盆休みの予定を聞かれたとき、

「お盆休みは琵琶湖を一周してみようかと思う」

というと

「なんで?」

と、けっこう聞き返された。

岡山ケンミン、わざわざ琵琶湖目的ではいかないのが一般的らしい。

さらに岡山ケンミン、琵琶湖はきれいなのか。きたないのか。という問題に
あまりちゃんと答えられる人がいない。
さらにさらに岡山ケンミン、琵琶湖のお魚は美味しいのか、についても
絶賛する人もいないし、ハナっからけなす人もいない。
というより、体験談でもって語ってくれる人がいない。
旅行が趣味の人、悠々自適の還暦的奥様たちもあまり詳しくない。

要するに岡山ケンミン、琵琶湖をよく知らないようだった。

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お天気が冴えなかった比叡山を後にして、

琵琶湖のほとりまで下りてくると、さすがに霧は文字通り雲散霧消。
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晴れ間も広がりはじめ、琵琶湖を間近で感じることができました。

ほほお。琵琶湖だ。

湖だ。 水だ。 広いねー。

・・・感想が広がらない~!!



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暑い日が続いたせいか藻がたくさん浮いていて、
それが汚くみえる個所もあり、



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ちゃんと近づけば砂地が透けて見えてきれいじゃんと思ったり。

結論。→琵琶湖はきれいかきたないかは見ようによる。


ま、そうだよね。海はきれいかきたないか、と一緒で
それなりの広さがあれば一概に言えるわきゃないか。



続いてのギモン、琵琶湖のお魚は美味しいか否か。


これも徹底的に調べなければ(笑)。

by yu-yu1117 | 2015-08-26 15:44 | Comments(6)

お盆休み  その1  比叡山

「毎回思うけど、中学生のノリやんか」

と、息子に言われながらもまた朝三時起きの旅行に出かける。

だってこれが一番渋滞に巻き込まれない最良の方法なので。

とはいってもしんどいんだよなあ。
その前の休日はじいさんと墓参りで、日帰り鳥取までの往復でもあったし。
休み前までの仕事は、ひと段落させたいあまりに詰め詰めの仕事内容でへとへと・・・。
旅行もいいけどぼんやりもしたいんですけど・・・。

って弱音だらけですけど、じゃらんでしっかり旅館とってますし。
行くものは行くのであります。

運転は100%ダンナだしね。
このスケジュールも、運転もダンナ本人が喜んで自分から決めてるんだし。

なんでこんなにダンナって元気なんでしょうか。

妻が日頃 甲斐甲斐しく世話をしているからでしょうか。
それとも妻が日頃健康に気を使った料理を作っているからでしょうか。
もしかして、ただ単に妻が美人だからでしょうか。

答えはどれも正解ですけど、ええ。

今まで一度も「琵琶湖」を見たことがなかったので。
まあ「ちら見」くらいはあったかもしれませんが、
まぢまぢと見つめたことがなかったので、そこらへんにいってみよう、という計画です。

13日。朝の4時過ぎにでかけたら7時台には琵琶湖が見えてきます。
渋滞皆無。
そこでまず、寄ってみたかった「比叡山延暦寺」。










抜ける青空、澄んだ空気、あああ 快晴!

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・・・・・。
     

(なんとなく今日は見栄を張りたい気分なの)




一面に広がる素敵な霧だか靄だかありますけれども。
いいの、いいの。猛暑より、これでいいの。

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雨が落ちけるけど、それでもいいの。



ちょっと期待してた鳥さんも

朝だというのに「ぴー」とも「ちー」とも言わず。

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この天気のためか、朝早いためか、総本堂以外は車も人もまばらでした。


総本堂 根本中堂は なるほど訪れる価値のあるもので、

説明も受けて心も落ち着きましたが、もちろん写真禁止。










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比叡山のドライブウエイは、天気が良かったら絶景だそうですが

違う意味で絶景でした。

こんなに厚ぼったくて濃い、雲だか霧だか靄だか、とにかくこの雨かんむりの漢字系の中を走るなんて

金団運に乗った孫悟空の気分じゃないですか。

もしくは、わたがし製造機にいきなりつっこまれた割りばしの気分。



比叡山の山頂にもロープウエイで行けるようなんですが

さすがにこの景色。もう雲はお腹いっぱいなのでやめることにしました。


ただこれを書く前に、ときどき拝見しているブロ友さんのブログをのぞいたら

同日、この山頂に行ったよ、の記事とともに、

↑とおんなじような雲の海が広がりまくる写真が。


苦笑いとともに、行けば何かしらあったかもと後悔も。





行かなかった理由の一つに

「腹も減ったしのぉ。やっぱ仙人じゃないから雲だけじゃお腹いっぱいにならんしのぉ」

というのがありまして、ガイド本にも載っているお店で
その本おすすめの、近江牛のかけらが忍ばしてあるらしきコロッケやハンバーグを

己れの触覚で「これは近江牛のかけらよね」と自分に言い聞かせて食す。


でも美味しかったので良いとする。

(エビフライの先っぽ食べてしまってから撮影を思い出す)




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非常に眺めのよいレストランとされているようだったけれども
やはり目下には白い闇がただただべったりと敷かれているだけでございました。


おそるべし。朝の山の天気。


続く。

by yu-yu1117 | 2015-08-17 22:40 | のほほんおでかけ | Comments(14)

あああ。まだまだ暑いのぉ。

あああ。

まだまだ暑いのぉ。

当分、暑いのぉ。

8月もあれこれ予定があるので、元気にこなさなきゃならんのですが
もう少し過ごしやすくならんものか・・・。


日曜日、
父親の介護レベルがちょい上がり、
もっと介護の手があつい棟へ引っ越したので顔を出してきた。

お盆前だし、ついでにお墓参りも。

兄にも声をかけたところ、
じゃあ父親をつれて天然アユを食べにいこうと。

兄に予約も入れてもらい、
父をホームから連れ出した。

すでに自力歩行がかなり困難な父。



どんだけお気楽なくじを引き続けてきた人生なのかおまえは、
と言われそうだが、
私は車いすの扱いにまったく慣れていない。
ダンナもそうである。

私の母親も、義父も、そういったものを使う期間を経るひまもなく
とっとと去ってしまった。

私の兄も、義父や義母にあたる人はまだ健在で
車いすを扱うのは初めてだと言った。


さあ。 おめでたい。 わしら3人。

墓参りのため寺についたものの、
まず、閉じた車いすを開くところがわからん。
苦労して開いたら、あとは腕力にまかせて車から車いすへと父搬入。

兄は基本的に身体が熊の体型だし、車いす以前から父搬送は私たちもやっていたので
そこは楽々クリア。

炎天下に墓参りは年寄りにはきつかろうと、日傘を父にさしてあげたはいいけど、
日傘をさして車いすを進めることができん、つまり片手運転ができない、
ということを初めて学ぶ。
ベビーカーなんか簡単だったのになあ。
仕事の台車は指だけで自由自在なのになあ。

砂利道や段差のある墓地を車いすで移動していくうちに、

ゆうゆう、車いす操作のコツをつかんで

   慣れる。


墓参り中に、すぐそばまでイソヒヨドリという鳴き声の美しい鳥がやってきて
さえずったり、
アゲハチョウが父のはげかかったあたまに留まろうと試みるなど、
なにかと先祖に歓迎されているふうな出来事もありつつ


天然アユを食べに行く。


お店の中にどうやって父を連れ込むか、
と内心不安だったが、
老舗の高級割烹。さすが車いすごとひょいっと入れた。
京都にこんなんあるよな、というような、川がすぐそばで流れている座敷に通され、

天然アユのお刺身から始まって
天然アユの塩焼き、
天然アユの煮つけ、
天然アユのフライ、
などなど。
父は出された品を、機械仕掛けのように黙々と
子供のころからそうだったように、
本当にきれいに食べつくし、ビールまで飲んだ。
(父以外はみんな麦茶)

志村けんのように手がふるえて口に運べなかったり、
志村けんのように飲み物が半分飲めてなかったり
志村けんを超えて、箸置きを箸の上にのせてバランスをとってみたり、
皿の上に箸置きとレモンを並べてみたり、
箸置きを食べようとしたりレモンを頬張ろうとしたり、
「だいじょうぶだぁ~」を観るより、けっこう笑った。

多分この一年の中で一番高級な料理をいただいたんだけど
写真を撮ることをまるっきり忘れておったよ。
まあ高級割烹のお皿を割らないようにずっと支えていたからというのもあるけど
思いつきもしなかった!

すごく、うつくしい料理だったのに。惜しい。惜しすぎる。

食事も終わり、私が靴を履いている間にダンナに車いすを持たせていたら、
ちょっとした下りになっているのにふいに手を放しやがって



父、
 ひとりで勝手にどっかに行く。



いかん。
ダンナだ。
こいつが一番使えん。

私は絶対この人に介護なんかしてもらいたくないと
決意も新たに自分の健康維持を誓う。

最後は、開いてた車いすの閉じ方がわからん、というオチで、
兄の車の中に開いたまんまぶち込んで送ってもらった。

さあ。とりあえずお盆の行事一個クリア。

明日の勤務がすんだら、月曜までのお休みをエンジョイするのだ。

来たれ!夏休み!











by yu-yu1117 | 2015-08-11 19:34 | のほほんおでかけ | Comments(10)