~夕陽を見に行くだけなのに~前島忘年会2016



何があろうとハズせない、優花さんとのお泊り忘年会2016です。

今年は12月17日開催。

今年度は特に、お互い忙しく「秋の美女対談」をすっ飛ばしてしまったので
半年分の吐露材料が蓄積しております。

どこのどの部分から話を始めるのかわかんないけど、話したいことはぱんぱんに膨らんでおりました。

それなのに、会ったらとりあえず見た目から

「髪切った?」というような導入。タモリか!

さてさて。
私の運転で出発です。

もう3回目ですから、何をどうする?の細かい打ち合わせをせずとも、

牛窓港の最寄りのコンビニで「ウコンの力・スーパー」や酒のつまみを買って
フェリーに乗り込むこと5分。

ついた先は、キャベツ畑の広がる「前島」です。


今年こそ、ちゃんと夕日がみたいね、と優花さんと真っ先に向かったのは、

なんとなく

「島のたかいところ」。

小さな島なので、いいかげん、ちゃんとスポットに行ける道筋を覚えたいのだけど、
「ツタヤの角を右折」とか「歯医者の横を左折」といった目印がないので
いつまでたっても覚えられません。
ツタヤどころかコンビニも病院も学校も交番も、なんとか商店も、そういえば信号もない!ので
「鋭角のカーブ」とかちっこい立て札みたいなのを目印にしてなんとなく進みます。


ただし私らふたりとも、野生の勘が鈍りなりまくった現代人。
誰もいないのに、律儀にウインカーを出して曲がったらそれはケモノ道。

立て札通りに入ったのに、案の定なトンデモ道で方向転換する場所もなく、
バックするのもめんどくさく、
ぎゃあぎゃあひとしきり騒いで進みます。

「はみ出した木がボディにあたるぅぅ!」
「あああ。松はやめて!松は堅いからやめて!」

やっとまともな道に戻ったと思ったら、
どうやらまあるく一周していただけで、

「この道、さっき通った・・・ってことは??」
またおんなじケモノ道に入り込んで、もう一回ぎゃあぎゃあ騒ぎます。

最近の「どん兵衛」のCMみたいに、
九尾の狐に化かされたのでしょうか。

こんな小さな島にも、なかなかのくせ者が棲んでいるようです。

ふとした拍子に、「たかいところ」に出ました。

ナントカはたかいところにのぼりたがる習性が功を奏したようです。



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ああしかし。中途半端とはこのこと。


くすぶってるわ~。

人生、くすぶってるわ~。

誰かあたしの人生に光を照らして~~(泣)。





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あ。

なんか上から もっこりと着火。


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前島3年目にして、ようやく「部分夕陽」に出会えました。

完璧なだるま夕陽に出会えるまで、
あと何回、前島忘年会を続ければよいのでしょう。

美しい夕陽を観たかったら夏に来いよ、といわれそうですが、
なにしろ主旨は忘年会。

今年のあれとかこれとかを、この穏やかな瀬戸内海にだらだらと流すのが目的。

だらだらと今年の忘れたいものを流し去ったら、それを埋めるのが海の幸さ。

さあ。いつものあそこへ向かいます。



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続く。


# by yu-yu1117 | 2016-12-26 23:40 | Comments(2)

じいさんの襟元。

さてさて。じいさん(実父)が死にかけています。

死にかけてるだなんて!! とおっしゃるかたもおられるでしょうが、

まあほんとなんだからしょうがない。


お医者さんも、そういう乱暴な言葉は使いませんが、まったく同じ意味のことを
おっしゃってるんだから、
身内は、あー。死にかけてるんだな、と思うのみです。

死ぬべき病気はしていないんだけれど、
腰の骨を折ってリハビリをしようにも、認知症が進んでしまったので
「足を伸ばしてね」だの「手を握ってね」というのが理解できないので
リハビリになんないの。
呑み込む力がなくなったからご飯も食べられないしお水も飲めない。

バナナが半分しか食べられないさっちゃんよりかわいそうです。

だもんで、2週間とか3週間とかに一度、そんなじいさんの顔を見に片道3時間かけて行きます。

この前の日曜日に行って、ひょっと顔をのぞいたら、

なんとパジャマの襟元に、私がずうっと以前にあげた、ぱんださんのぬいぐるみが突っ込まれてました。
なんも考えなくなったじいさんと、なんも考えてなさそうなぱんださんの笑顔のコラボが、
絶妙すぎてけっこう笑えました。
おそらく襟で首が絞めつけられないように、ふかふかぱんださんがいいクッションになってるんだと思います。

先日は兄が行ったとき、痰を吸入するとき苦しそうな顔をするんで、
看護師さんがじいさんの手にぱんださんを握らせていたとのこと。

ぱんださん、大活躍!!

てか、看護師さんに遊ばれている、なすがままなじいさん!


9年前に、母親を同じようなかんじで見送って、2年半前には義父を、これまた同じようなかたちで見送って、
この終末期病棟とか緩和ケア病棟とか、そういうのも少し慣れてしまったふしがあります。

そしてのんきに死にかけてる身内の顔を、ただただぼんやり見ながら、
ダダ漏れするいろんな感情を、けっきょくどこにも持って行けずにいる自分にも慣れた気がします。


とりあえず秋から予定していたお正月旅行だけは、
気分じゃないのでキャンセル。
今年はけっこうおとなしめにおうちで過ごすことにしました。

忘年会はフツーにするのだ。

日常はおろそかにはしないのだ。

だって私はちゃんと生きてるんだもん。



# by yu-yu1117 | 2016-12-13 19:09 | のほほんつぶやき | Comments(10)

おひさブログ。

ブログを放置してしまっておりました。

流行り風邪をもらったわけではなく、
仕事が激的に忙しくなったわけでもありませんで、
冠婚葬祭もありませんし海外旅行も国内旅行もしてなくて
ホームパーティーに呼ばれまくったわけでもなければ舞踏会が続いたわけでもなく
ピコ太郎の追っかけで全国廻っていたわけではないのですが、



要するにサボっておりました。

すこやかに生きております。




そういえば、一つの真相が明らかになりました。


先日(と言っても結構前になっちゃいましたが)、社長がなぜ、
まるで気まぐれのようにホイっと私に国産まつたけを2本、おすそ分けしてくれたか、について。



数日前に、会社あてにお歳暮でちょっとしたクッキーのセットをいただきました。

「これは休憩室に持って行って皆でたべなさい」
というお達しを受け、普通に「ありがとうございます」と受け取りました。


そうしたところ
「そういえば・・・前にあげたまつたけは、食べた?」


「はい、お祭り騒ぎでいただきました」


「ありゃあ、一本数千円するんか?!知っとったか!?」

と。

要するに、国産マツタケの市井の値段基準を知らなかったのでした。
きっと一本800円とか、ひょっとしたら500円とか、そのくらいかと思っていたご様子で。

エリンギじゃあるまいし。

一言でいうと浮世離れですわな~。

おそらくあの2本合わせて5,000~6,000円は下らないと社長が知っていれば、
私の手元にはいかなかったはず。



そんな社長はまた車を買い替えました。別にいいんですけどね。


レグザスは好きじゃないとか言ってクラウンを買われましたが、
それこそ私にはその価値基準がなんのことやら・・・です。






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晴れの国おかやまに、日曜になると親の仇のように雨が降ります。



# by yu-yu1117 | 2016-12-07 19:29 | のほほんつぶやき | Comments(8)

鮮やかったらありゃしない。

そういえば、先週は紅葉を見たのであったよ。


PM2.5は飛んでいるものの、一応は晴れており、

クソ雨紅葉のリベンジを果たしたのであります。

って言っても、今回はそんなに遠出したわけではなく、

とくにスポットとなっているところでもないので、
こんなに美しいのに、すれ違う人は数組。

みんな有名どころに行ってらっさるのでしょう。
それはそれでよいのですが、

マイナースポットもわるくないでござるよ。


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ということで、いろとりどりとはよく言ったもので。

桜もよいけど、こうやってみると紅葉の美しさは
春と何ら引けを取らない。

いや、春だけが神ってるとは思ってたわけじゃないけど。

秋は のきなみ、暖色の洪水。

紅葉たちのど真ん中に入って見上げると、

あざやかさとその間から注がれる光とで
「あ~。人って、秋祭りしたくなるの無理ないな、これじゃ」

と思う。みんな本能で祭りをこしらえてきたねきっと。




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百舌があっちこっちで大きく鳴いて、自己主張をしていました。

縄張りちゃんととっとかんと、居場所なくなると困るからね。


でも最後までちっともピントが合わなかった・・・。


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そんなゆうゆうさんであるが、


またひとつ歳をとってしまったことであるよ。

お祝いのメールやらあれやこれをしてくださった方、

本当にありがとうございます。


歳をとるのはちっともめでたくなくなってしまったけれども

おめでとうと言われると、理屈抜きで手放しでうれしくて

うれしいな、という感覚を確かめられる日であるよのぉ、と

感謝するのでありました。




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また一年がんばるのであります。 うっす。


# by yu-yu1117 | 2016-11-19 22:40 | Comments(6)

3つの地獄から得た、ちっちゃい教訓。

そろそろ子宮がん検診にいかねば、と思いつつ、
なかなか行ける時がなかった。

昨日、やっと仕事が定時に終われ、
金曜ならいつもの担当の先生もいらっしゃる。
今日しかないなと勢い込んで夕刻の病院の門をくぐった。

受付を済ませ、婦人科の待合室を一目見てげんなり。
ソファーの8割がたが埋まっていた。
こりゃ、最低でも1時間は待つなあ・・・。

ここは産科・不妊外来とは棟からして分かれており、
婦人科の病気や検診・更年期の相談、そういった人ばかりなので
おなかの大きな人もいないし、幼児も走り回らず、
にぎやかでもなく明るくないかわりに
なんとなく落ち着けて、静かな空間の中でテレビが小さな音でかかっている。

私は今日一日座り仕事が多かったので肩や腰が若干つらかった。
やわらかいソファにすわりたかったが、そこはいっぱいで、
硬いベンチシートに腰を下ろした。

身体はがちがちだが、人との距離が近い中でストレッチはおろか
伸びをすることもためらわれる。
じっと座って呼ばれるのを待つ。
と言っても、医師2人に対して20人以上待っている。
長くかかるな。

短編集を一冊もってきていてよかった。
お気に入りの作家なのでこれを読めば退屈しないだろう。

短編の一つを読み終えたが、まだ呼ばれる気配はない。
私は理解力がアレなもんで、かなり遅読のほうだと思う。
それで次の短編も読むことにした。

それも読み終えた。
あーおもしろかった。
おもしろかったけど、肩・腰はがちがちなのに、目もヤバいほど疲れた。
そういえば今日は仕事で目も酷使したのだった。
目の前のテレビに表示された時刻を見ると
1時間半は経っていた。


「病院に来たせいで病気になる」
みたいな、陳腐な言葉を思い出す。

やわらかソファは、呼ばれて立ち上がった人のあとに
すぐ誰かが座るので、こんなところで椅子取り競争に負けるのも癪なので、
最初からレースに参加しないことにした。

ああ。
地獄だ~~~。

と思って、次の短編小説のタイトルをみると

~~ 地獄 ~~
とあった。

地獄のこの環境で、地獄というタイトルの小説を読むのか。
まさに地獄の中の地獄だな。
と思いながら読み進めたら、
数ページ読んで楽しくなった。

落ちてきた、おせんべいの缶の角が頭にあたったことが致命傷で、
死んで地獄に行った主人公が、その地獄コンテンツをこなしていくという
ストーリー。
鼻毛が出ている鬼で盛り上がったり、その鬼と揉めたり、
担当の鬼と、友人の担当の鬼の奥さんが不倫していたりと、
物語はまったく予想がつかない方向へ進んでいく。
おもしろい。

肩・腰・目はがたがただったが、右脳は刺激と快楽に満ちていた。
このとき2時間以上待たされていることには気が付いていたが、
あと数人で呼ばれるであろう安堵感もあった。
隣の人に変な目で見られないよう、がちがちの肩を震わせながら静かに笑った。
物語の最後は、生き返ったりするのかしら。
どうなんだろうどうなんだろう。


「ゆうゆうさん~」

看護師に呼ばれた。
呼ばれてしまった。
なぜ。なぜ今。今呼ぶな。

あと3ページで終わるんだよ。
なぜあと3分待ってくれないんだよ。

ラスト3ページ前で、
ちょん、と切られる、地獄。

物語の中の主人公はいろんな地獄の試練を受けていたが、
私のこの「尻切れトンボ地獄」も立派な地獄コンテンツではないか。

看護師さんにあと3ページなんです、とも言えず、
すごすごと検診を受けたのだった。
診察および検診時間、5分。

こんなもんである。
幸い
「うわ!筋腫がでっかくなっちゃってる!」とか
「子宮めっちゃ腫れてますよ!」というような衝撃的なことはなく、
結果は一週間後に郵送されるだけだ。


残り3ページであるが、
会計の待ち時間の間に読み上げた。
結局主人公は生き返るわけではなかったが、
いいオチがついていてこれはこれでよかった。

それでもラスト前で、いったん盛り上がった気持ちを素に戻してしまって
しかもその素に戻った時間は下半身をおっぴろげたりして
この世のものとは思えぬ違和感あるものを突っ込まれたりする
検診を受けていたわけであるから
一度下がったテンションでラストを迎えるのは大損をした気分にしかならなかった。

こういう待ち時間のあるときは、
やっぱりエッセイなんぞを携えたほうが無難だな、と思ったのであった。

おうちに帰ったらとりあえずストレッチをしよう、と思った。





















# by yu-yu1117 | 2016-11-19 15:14 | のほほんつぶやき | Comments(2)