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家事もお仕事も大好きな♪しあわせブログです。うそです。


by yu-yu1117

世界遺産の地 その2  穴日記。


   





  ずんちゃか  ずんちゃか   ずんちゃか♪




     ずんちゃか   ずんちゃか ずんちゃか♪





     ずんちゃか ずんちゃか♪






  TOKYO ガールズコレクション  IN  島根!


  東京なんかい!?島根なんかい!?

などと「こまかっ!!」なことを言ってるあなた。出世しませんことよ。

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あのですね、

巻き髪くるんってして、スカート履き~のヒール履き~のすれば
それなりにマダムには誰だってなれるんっす。

古!!

そんなん、古!!


まず頭はね。ヘルメット。
巻き髪もおされまとめ髪も、でも白髪もハゲも隠すヘルメット。
そしておされは足元から。
「穴」に行く人のステイタス、長靴、ゴム長は必須。

もちろん手にはグッチでもコーチでもなく
「懐中電灯」
決まりでしょう。

あなたのグッチはさびしい一人の夜に安心感を与えてくれますか??

あなたのコーチは心の闇を照らしてくれますか??


ほぉらね。
(なにが)




それに対して

いつも「マイヘルメット」を車に常備している建築系ダンナは
ヘルメットかぶって生まれてきました?みたいな
馴染みっぷり。

満面の笑み、やめなさいってば。
世界遺産の地 その2  穴日記。_a0226853_1913474.jpg




おまえもな。
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穴、入りますっ!!



入りました!!
世界遺産の地 その2  穴日記。_a0226853_1921377.jpg


さあ。ここからは、己のカメラ技術がなんじゃそら、というか
もう、それほどちゃんと撮る気がないというか

撮ったからといっても美しくないし

どっちかっていうとグロテスクなものもあるし

(それは、いっさいアップしません  自主規制!)




子供の頃にさ・・・。


あったよね。近所に。
「防空壕」のあと。
(ありませんでしたか あーそーですか)
それ、ぜったい 近づいちゃいけないとか



ゆーたら、ガキ、近づくよな。  
 
(ワシだ)




そんときの、四方八方から訪れる底知れない不安とか焦燥感というか
そんな「ちいさな地獄」を感じたような空気と、そしてコウモリ・・・。

うがあああ!!忘れてたのに思い出してしもぉた!!
ワイルドなショーガク時代、まんまとよみがえってしもぉた!

みんなが百恵ちゃんとか淳子ちゃんとか言ってる時に
白戸三平と手塚治虫にハマってしまい、その筋の女の子と忍者ごっこしてたこと
思い出した。

いやあ。



私、やっぱ変態やったわ。




あ。
取り乱してしまいました。えっと。

分かりづらいかたには、鍾乳洞ってあるでしょ、あそこから
神秘性とか「なんか不思議ね♪」なロマンとか、ライトで照らされた時の輝きとか
そんなんを一切排除した「穴」です。

まあ正式には坑道というんでしょうが、
江戸時代を中心に、ここで銀がとれるぞ!!と
こぞって幕府が採掘に励んだようです。まあ権威の象徴っていうか。
いつの時代も同じなんですけど。

おばかさんな私は歴史に明るくないため
ちゃんとガイドさんの話を解釈し尽せなかったんですが

要は採掘するのは、そこの現地の人々(男性)。
真夏でも、そして真冬でも、袖もすそもない・・つまりノースリーブ・ナマ足で
毎日毎日、銀の採掘に励んだそうで。もちろん「懐中電灯」なんざ無く。
サザエの貝殻とかに油を入れて火をともし
それを手元に置いて銀を掘ったようです。

穴の中で参加者全員で、懐中電灯を消してまっくらにし、
そのサザエ的なレプリカで照らしてもらう体験もさせてもらい、

「暗!!」
と。

とまあ、こまごました説明を私がしても、
もう一つ伝わらないでしょうが

「ここに住む男性は、

30歳まで生きられたら長寿として祝われた」


という言葉に集約できるかと思います。


男子ならば小学校に入るころにはもう働かされ(油もってこい、などの小間使いとして)

10歳過ぎるころには、ありったけの採掘した銀を含め土を背負わされて

来る日も来る日も坑道を往復させられていたそうです。


それを聞く男性陣、おそらく
「この時代のこの地域に生まれなくてよかった」
と思ってるだろうね。

その発想は自己チューもへったくれもない。
それは人間の真意というもんだと思います。




これがなんとかという穴、
これはなんとかという穴、
と、

もう。

穴祭り。


穴から黒い液体のようなものが貼りついているのを

「これはコウモリの死体が溶けて流れ出したんです」

ああ。さよか。

最後に、
この穴の中に生息するのはコウモリだけでなくエビもいるんです!

と。どっからみても蛆虫にしかみえないエビをみせられて、

「・・・・・」



体験としては、しておくべきものですね。

ええ。

ええ。
(自分に言い聞かせています今!)



という穴でした。



やっと外に出ます。

もう気持ち悪いことはありません。

っていうか。
穴から外に出たときの解放感と言ったら。

「アンネの日記」ってありますやん。


うつになりますよ。

ぜったい。

人はモグラやミミズにはなれません。

よっくわかりました。

おてんとうさま ありがとう。


で、とりあえずまた続く・・・。
by yu-yu1117 | 2013-04-23 19:36 | のほほんおでかけ